今月の勉強会は、図面の折り方です。
建設業界では図面を折ることが日常的ですが、一般の方にはあまり馴染みがないかもしれませんね。
今日は、図面の折り方の勉強会があり工事部の方に講師して頂きました。
A1、A2、A3それぞれ折り方が違います。私も何度も折りましたが、上手く折れる時もあれば、重ねた時に歪みが生じてなかなか思うようにいかない時もありました。上手く重なった時はとても嬉しかったことを思い出しました。
竣工時に完成図を官公庁に提出する時は、文字黒表紙の製本や背張り製本で提出することが多いです。
図面の裏面同士を紙工用糊で貼り合わせる製本方法です。 図面の裏側、背の部分を糊で貼って製本するので背貼製本と呼ばれます。
[トルコ折り]
初めて聞きました。途中で内側に折りたたんでいく工程が難しかったです。
折りたたむと三角屋根の家のような形になるトルコ折りは、片手で簡単に広げられる折り方。貼り付ける紙のサイズに合わせて折りたためるから、手帳愛用者にオススメの折り方だそうです。
[ミウラ折り]
最初から難しく私は折れませんでした。図面の折り方には色々な技術があって、慣れるまでは難しい部分がたくさんありますね。
航空宇宙工学者の三浦公亮氏により1970年に考案された折り方。紙の対角線部分を引っ張るだけで、一気に広げたり折りたたむことができるそうです。山折り・谷折りを角度をつけて交互にジグザクに折る折り方で、折り目が重ならず紙の強度が増すのが特徴。人工衛星用の太陽電池パネルに使われているほか、コンパクトになるから、防災や登山用の地図にも使われているそうです。
皆様も一度チャレンジしてみてくださいね☺